Posts Tagged ボディーワーク
ボディーワークと安産。
Posted by serendipitybodywork in セレンディピティー, 身体論 on March 13, 2014
こんばんは。
今日は嬉しいニュースが妊婦のクライアントさんからあり、以下抜粋です。
先ほど二時間前に無事、第二子出産しました!早かったです!
全てスピーディーで、出血もそんなにひどくなく、全てうまくいきほっとしました。
色々とありがとうございました!
また産後も宜しくお願いします!
このクライアントさんは初産での会陰切開がひどく、その傷跡のために股関節の動きも悪く、痛みも伴っていました。でも仙骨、腸骨、座骨、恥骨、股関節の動きを少しずつ促して行くと、その傷跡の影響もかなり軽減したようでした。そして2週間に一回ぐらいのペースでセッションを受け、3ヶ月ぐらい経った頃に妊娠しました。実際にどのくらいセッションが妊娠するのに役立ったかは定かではないのですが、身体の事を考えると身体の環境が整って防衛反応が出ていない身体の方が妊娠しやすいのかな?とは思っています。
あと一番興味深かったのは何回かセッション後に「子宮内が広がったような気がします。何だか赤ちゃんにとっても過ごし易い環境が出来ました!」と言って帰られたのです。もちろん直接的に子宮を触れないので、「そんな事起きる訳ないでしょう?」と冗談かと思いますが、自分も手でそのスペースを感じ不思議な感覚でした。。そして案の定、出産をすると上記のような感想が。。
いずれにしても妊婦さんの身体は負担が多いので、今後は政府がボディーワークを推進して母子の健康を考慮したプロジェクトでも展開出来れば、もう少しハッピーな家庭が増えるのかなあ?と。
ご意見、ご感想をお待ちしています。
カズ
“When the student is ready, the teacher will appear.”
Posted by serendipitybodywork in こころと身体, セレンディピティー on November 14, 2013
こんばんは。
今日いらしたクライアントさんが以下のような感想を綴ってくれたので、シェアします。
彼女は左利きだったのを右に矯正させられて、それで頑張ってみたものの骨折などから身体のバランスを崩し、右手に力が入らない状態が続いていました。
でも正しい刺激と”改善したいと言う意思”があれば身体は必ず良くなります:)
もし皆さんの回りにボディーワークをやっている方がいて、ピンと来たときはその人に委ねつつ、でも任せっきりにならなければ必ず改善の余地があると思いますので、どうかあきらめないで下さい。
“When the student is ready, the teacher will appear”
上記の言葉が色々な場面で「本当にそうなんだなあ!」と思う今日この頃です。
カズ
以下抜粋:
いつものstadioで不思議な体験をしました。
小6の時に骨折して以来、上手く力が入らない右手。
でも思い出してみたら、その前から右と左に違いを感じていた気がする。
そこからの体の崩れやmental.効き眼の視力が落ちるetc…
60分のsessionですごく歩きやすくなるし、何より右手がそこにあるのがわかった。
ごはんを食べるにもお茶碗が支えやすかったり、座りやすい。
こんなに体どうしはつながっているんだなと、無理をして押し殺してたんだなとcare受けながら感じました(*^^*)
必要なときに必要なことはやってくる。
はぁーほっとしました🍀
ボディーワークは一緒に作るもの!
Posted by serendipitybodywork in こころと身体, セレンディピティー, 身体論 on January 27, 2013
こんにちは。
思い返すと以前はセッション時に結構、頭で考えていて“クライアントさんの身体と対話をする”と言う事が上手く出来ていなかったなと反省しています。でも良いセッションだったなと思う時は決まってクライアントさんと“共鳴”出来た気がします。
でもその前提は何なのか?
以前と比べると動きの解剖学が頭の中のイメージにあって、それを手で伝える能力がだいぶしっかりしたものになったから?と感じています。身体を本当に知ることは宇宙を理解するのと同じぐらいに難しいです。だから未だに分からない事だらけですが。。
でも一つ言える事は『ここはこのように動くんですよ!』と手とイメージでガイドして、そこに一緒にクライアントさんが『そんな動きは私に無いけど、一緒に行きたいかも?』、もしくは『まだまだ身体の未開の地を知りたい!』と言う場合は相乗効果が起こり、必ず身体は変わります。なぜそうなるかと言うと、脳は実際に動いている時と想像している時の違いが分からないので、その作用を上手に活用するのです。その際、まずは出来ない動きを自分がサポートし、そこから少しづつクライアントさんが自分の力で出来るように指導します。そうすると確実に身体は動きのボキャブラリーを増やし、結果としてそれは身体に物理的な変化を表したり、痛みを無くしたりするのです。(身体のセンサー=固有受容器が働くと痛みのセンサーは働かなくなります)
これは例えば、旅行時にガイドさん、もしくはその土地に詳しい人に旅行に連れてって貰うようなもので、身体で感覚の無かった部位を使えるようにするのは旅行と同じで不安がつきまといます。だからこそ身体の世界のツアーコンダクターとしてご一緒させて頂き、興味があれば『こんな動きもありますよ!』と案内するのです。
逆に“共鳴”出来ない場合は、最終的に信頼関係が築けない時です。その信頼関係は①施術者とクライアントさんの関係性、②施術者が当人を信頼出来ていない、③クライアントさんが『自分の身体をどこかで受け入れたくない、もしくは自分を認めたくない』と言う、主に3つの例があると思います。もちろん自分自身は自分の施術を信じて仕事をしていますので、②の理由で信頼関係が築けない事は無いようには努めています。でも③の自身を信頼出来ない方はやはり自分に出来ない事は他者に対しても容易ではなく”You cannnot love others unless you first love yourself.”と同じで施術者に心身を預けることが大変なようです。
だから今までたくさんのボディーワークを受けてきたけれども『結果がイマイチ。。』と言う方は『なんで自分自身を信頼出来ないんだろう?』『いつからこうなってしまったのだろうか?』と自問自答し、少しでも自分と向き合いたい人は誰かに相談したりして欲しいなと思います。ちなみにこの文章を読んでいても自分の所に来る必要はなく、最終的には『何となくこの人が良いなあ』と言う人をホームページや人伝いで探してみて下さい。そんな時にSerendipityが起こって、あなたに今、必要なボディーワーカーが見つかると思います。
先日、Tokyo International Somatics Salonと言うイベントの第二回に行ってきましたが、その時に主催者の一人であるDavid FranceさんがBody Mind Centeringで 用いるCellular Touchを指導してくれたのですが、そのときのパートナーワークでの“共鳴”がスゴく、同時にたくさんの気づきがありました。Davidは『ボディーワークは一緒に作る』と言う観点で優しく身体について指導してくれる優秀なボディーワーカーですので、興味のある方はホームページをご覧になってみて下さい。
カズ
夢を持っているヒト、応援しています。
Posted by serendipitybodywork in こころと身体, セレンディピティー on January 17, 2013
こんばんは。
今回は自分の施術と妻のジャイロトニックを受けてくれている高校生バレリーナの風間美玖ちゃんがジョージアのCM『おきろ、夢』に出演しているので、是非見て頂きたいと思いこの投稿をしています。
時間的には短いですが、彼女らしらが凝縮されていると思います。バレエで実際に生計を立てられる人は確率的には低いのが現状です。でもそんな中でひたすら夢に向かって努力をする姿を見るのが好きだし、自分自身もそうでありたいと思っています。
夢。
それは、誰もが持っていたもの。
今も、どこかに持っているもの。
あなたが夢を忘れても、
夢はあなたを忘れない。
小さくてもいい。かなわなくてもいい。
大切なのは、思いをしまっておかないこと。
それだけで、毎日はすこし変わりだす。おきろ、夢。
ジョージア
先日、”アシタスイッチ”と言うテレビ番組で松山ケンイチさんと西田シャトーさんが対話をしていて『想像しないと知ることができない領域がある』と西田さんが言っていて何か心に響いたのですが、やはり夢は想像しないことには何も起こらない。だからこそ少しでも想像してみて、そこから実行に移して行けば知り得ることがある。
皆さんは何を糧に生きていますか?
それは夢ですか?もしくはそれを本気で模索してる途中ですか?
そんなヒトを応援しています。
カズ
公私混同のすすめ?
Posted by serendipitybodywork in こころと身体 on June 16, 2012
こんばんは。
ある日、『公私混同』と言う言葉をどこかで読んで以来、ずっと考えていました。
何を考えていたかと言えば、施術をしてきた中で公私の分別が良い意味でも悪い意味でも出来てしまっている人は9割型何かしらの内臓疾患や婦人病などを抱えていると言うこと。。
この社会に生きていて自分らしさを見つけるのは容易なことでは無いし、難しいのも理解できます。そしてある時期は『どうにか頑張らないと行けない!』状況もあるでしょうし、だからこそ何かに気付いたりも出来ます。
でも『公私混同するな』と言う社会のルールで全てを割り切れるようには身体は出来てなく、その悲鳴が痛み、身体の不調につながり、それでも放って置くと病気があなたを待っています。そんな時に『今、やっていることは本当に自分がしたい事なのか?それともそれは親や回りの期待に応えるためなのか?』と自問自答してみたり、もし『他にやりたい事があるけど、自信は無い』と言うのであれば、まずは自身の身体と向き合ってみてください。必ず何か違うものが見えてくると思うのです。
僕は自分に正直に生きようとしている人が好きです。自分自身もそうでありたいし、実際に何がいつどうなるかも分からない世の中ですから尚更です。去年の地震があり、安全だと思っていた妻の母国ノルウェーでも連続テロ事件が起こったときは『これはどこにいても安全も保証もないし、それだったら自分に素直に生きよう!』と改めて思いましたね。
話は飛びますが、マーチン・ルーサー・キング・ジュニア 牧師では無いですが、僕には夢があります。
それは素敵な大人が増え、そんな大人を見て『早く私もあんな大人になりたいなあ!』と子供たちが言っている世の中です。そしてそんな大人の方のサポート役としてボディーワークが発展し普及していけば、それに越した事はないと思っています。
公私混同、やっぱりダメでしょうか?
それともそんな世の中になっていくのでしょうか?
カズ
英語を話すメリット/デメリット
Posted by serendipitybodywork in 英語勉強法/英語関係 on May 26, 2012
こんにちは。
先日、某起業の取締役の方とセッションをしていました。
その時、部下の方とのコミュニケーションの話になり『荒さん、僕は部下が何を言っているか分からない場合は必ずお前今,考えている事を英語で言ってみろ!って言うんですよ。そうすると格段に意見がしっかり言えるんです』とおっしゃっていました。
これはどういう事なんでしょうか?本当にこんな事はあるのでしょうか?
実際あると思います。なぜなら英語で文章を書く時にまず最初に何を言いたいか(トピックセンテンス)を書かなければいけず、それをどうサポートするかで文章を書き進めていくからです。そしてそれを何度もやっているとそれが段々と当たり前になってきて物事を言う時にも意見がまとまりやすくなるのです。(もちろん書くことと話すことは違うスキルですから練習が必要ですが)
ですからあまり人前で『何をどう言っていいか分からない。。』と言う人は英語を話すことにより自分自身を知る機会が出来るでしょう。また言霊と言う観点から考えると、はっきりと自分の頭にあることを言語化することによって人生にも色々と影響があると思うのです。
ちなみに巷では英語を話すメリットばかりを聞きますが、実際にはデメリットもあります。。
それは例えば、日本語はオブラートに包んで話すような所がありますが、英語は逆とまでは言わなくても結構ストレートです。ですから英語で話す感覚で物事を言うと、特に海外生活にどっぷり浸かって来た人は日本に帰ってきた時に確実に苦しみます。ちなみに僕はそれでドツボにはまったタイプです。。
それはさておき、やっぱり英語は学んだ方が良いのか?
答えはイエスだと思います!なぜなら逆カルチャーショックで苦しんだものの、それでも英語を話せるようになった事で人生が本当に180度変化し、そうでなければ決して経験出来ないことがたくさんあったし、これからもあると思うからなのです。
みなさんはデメリットも含めて、英語を学ぶ覚悟がありますか?
それとも10年後に『英語やっておけば良かった。。』と後悔しますか?
It is all up to you!!
カズ
P.S.2020年までに世界人口の68%がインターネットを使うことになるそうです。そしてその情報の大部分が英語になることは簡単に予想が出来ます。。
Sensory Motor Amnesia (SMA) (感覚と運動神経に起こる記憶喪失/健忘)
Posted by serendipitybodywork in 身体論 on April 24, 2012
皆さん、こんにちは。
Sensory Motor Amnesia (SMA) はSomaticsの創始者でもあるThomas Hannaによってつくられた言葉です。でもこれが何を意味して、どんな示唆を与えてくれるのでしょうか?
この言葉を僕が聞いたのはもう7、8年前でしょうか。その時はそのまま『ああ、そういうことってあるんだね。』と特に深く考える事も無く、そのままスルーしました。。
でも少しづつ人に指導を続ける経験から『なぜAさんにはこの動きが出来て、同じ事を見せて促しているのにBさんには全く違う解釈になってしまうのか??と言うか全く伝わっていない??』と考えるようになり、それは柔道やブラジリアン柔術の指導をしていてもそうでしたし、ウェイトトレーニング、身体の動きを教えても一緒でした。。
その後、様々な経緯からZ-healthに出会い、その教えの根幹の一つがSensory Motor Amnesiaでハッとしました。『そうか、そもそも指導をしていて動きを上手く真似出来ない人は身体の部分で感覚が鈍っていて、“足をこういう風に動かして”と言ってもそこと繋がっていないんだ。。』と納得しました。そしてそれを調べるべく、クライアントさんの動かせていない所を触れると左右で比べた時に明らかに片方の感覚が薄いのです。ただその感覚が主観的なものだと意味がありませんので、一人一人施術の時に実際にクライアントさんに尋ねる事によって確認していきました。
そうすると以下の関係が成り立つ事に気付きました:
“感覚が鈍い=動かせない=さらに感じれない=だからもっと動かさない”
“動かさない=感覚が鈍る=さらに動かさない=だからもっと感じれない”
と言う負のスパイラルが始まり、それは脳の感覚野/運動野に対応するペンフィールドの地図にも実際に反映されます。
またここで重要なのが“隣合わせになっている脳の領域は同時に働く”と言うのがあるので、逆に動かせない所もまずは触れて感覚を与えるだけでも運動中枢が働きSMAの改善に繋がります。
ですから例えば、膝が痛い人であれば隣接している足首や股関節をただ触れてあげるだけでも症状が改善する場合があります。それは痛い膝は実はあなたの為にがんばっている場所であり、他の部分に愛情をかけてさすってあげるだけでも脳に対してのメッセージが伝わり、触れた部分が活動し始め膝への負担を分散してくれるからです。
だから『痛いの痛いの飛んで行け〜』と言う感じで触れてあげるだけで本当に効果があるのです!特に下肢にある腓骨(すねの隣の存在感のない骨です)とかは捻挫経験がある方は感覚が鈍いですね。。
皆さんもやってみてください!
アラ
セミナー『ソーシャルアントレプレナーシップの未来 ~日米2人の起業家が語る「社会起業」の現場とこれから~』に行ってきました。
Posted by serendipitybodywork in セミナー, 身体論 on April 19, 2012
こんばんは。
もう昨日になってしまいましたが、朝8時から六本木ヒルズ49階であった上記のセミナーに行ってきました!
今回のセミナーでは“Room to Read”代表であるJohn Woodさんと株式会社Kaien(発達障害の方の為の就職応援起業)の鈴木慶太さんがそれぞれの会社の概要について話、その後質疑応答の形でセッションが進みました。
今回参加したのは『何かボディーワークを通して社会に何か出来ないか??』と言う問いに対して何かヒントが見つかればと思ったのと、自分のクライアントさんで学習障害の子供を見ているからです。
学習/発達障害と言っても色々定義が難しいとは思うのですが、遺伝だけでは無く、僕自身は眼球や身体の問題、飲食物、教育の受け方、両親の育て方等も影響しているとは思います。特に眼球運動の追従性運動などが出来ないと本を読む事が普通に難しくなり、そういう人はどうがんばっても本を読み出すと一気に疲れてしまいそれは単にやる気の問題とかでは無いのです。
でも実際に眼球運動や身体の動きが少しずつでも出来るようになれば、勉強に集中できる時間や社会性も変化して行きます。ですからこのような子(人)達に対して簡単に『学習/発達障害』とレッテルを張るのでは無く、既存の方法以外にも様々なボディーワークを取り入れてみてはどうかな??と考えています。
みなさんはどう思いますか??
最後に興味がある方はテンプル・グランディン: 世界はあらゆる頭脳を必要としているをTEDでご覧になってみてください。自閉症に対しての認識が少し変わるのではないかと思います。
アラ
筋肉を意識して動く vs 骨/関節を意識して動く
Posted by serendipitybodywork in 身体論 on April 7, 2012
こんばんは。
正直言って、今回のタイトルである“筋肉を意識して動く vs 骨/関節を意識して動く”を1年前に見たら、一ミリも疑わずにそりゃ筋肉でしょ!と思っていました。
ただ僕の好きなアインシュタインの言葉:
Insanity: doing the same thing over and over again and expecting different results.
(狂気とは:同じ事を繰り返し行い、違う結果を期待すること。)
を自分の身体の使い方に当てはめて考えると、ウェイトトレーニングを始めて最初の5年ぐらいは良かったのですが、2000年の頸椎損傷の後は負のスパイラルにハマり、一時期は鎮痛剤の最大限の用量と筋肉弛緩剤を平行して使わないと練習すら出来なくなっていました。その後、Muscle Activation Techniques (MAT)を勉強し『ケガや痛みを改善する』と言う観点では自分の首からのしびれや腰のヘルニアも良くなったのですが、頭の片隅で『ずっと筋肉に固執して来たけど、本当にそれで良いのか?』と考えていた所、Z-healthの事を知りました。
そして去年の8月にZ-healthの資格を取り、『脳に対して影響力が強いのは筋肉よりも骨/関節である』事を実体験として得ました。そこでSerendipityが起こり、同時期にマリジョゼ先生のピラティス養成コースやジャイロトニック指導者コースに通訳として担当させて頂き、その事が実証されているのを垣間見て『骨/関節を意識して動いた方が絶対に良い!』と確信に変わりました。
もちろん筋肉を意識すると最初は動かし易い所も多々ありますし、そういう時期があっても良いでしょう。でもそうすると見た目の良い身体にはなるのですが、動きのクオリティーを上げたいと思った時に頭打ちになるのです。
あなたは筋肉派、それとも骨/関節派?
カズ