Archive for category 身体論

ボディーワークと安産。

こんばんは。

今日は嬉しいニュースが妊婦のクライアントさんからあり、以下抜粋です。

先ほど二時間前に無事、第二子出産しました!早かったです!

全てスピーディーで、出血もそんなにひどくなく、全てうまくいきほっとしました。

色々とありがとうございました!
また産後も宜しくお願いします!

このクライアントさんは初産での会陰切開がひどく、その傷跡のために股関節の動きも悪く、痛みも伴っていました。でも仙骨、腸骨、座骨、恥骨、股関節の動きを少しずつ促して行くと、その傷跡の影響もかなり軽減したようでした。そして2週間に一回ぐらいのペースでセッションを受け、3ヶ月ぐらい経った頃に妊娠しました。実際にどのくらいセッションが妊娠するのに役立ったかは定かではないのですが、身体の事を考えると身体の環境が整って防衛反応が出ていない身体の方が妊娠しやすいのかな?とは思っています。

あと一番興味深かったのは何回かセッション後に「子宮内が広がったような気がします。何だか赤ちゃんにとっても過ごし易い環境が出来ました!」と言って帰られたのです。もちろん直接的に子宮を触れないので、「そんな事起きる訳ないでしょう?」と冗談かと思いますが、自分も手でそのスペースを感じ不思議な感覚でした。。そして案の定、出産をすると上記のような感想が。。

いずれにしても妊婦さんの身体は負担が多いので、今後は政府がボディーワークを推進して母子の健康を考慮したプロジェクトでも展開出来れば、もう少しハッピーな家庭が増えるのかなあ?と。

ご意見、ご感想をお待ちしています。

カズ

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“Movement is medicine”-セラピスト/治療家が動きを学ぶ必要性について

皆さん、ご無沙汰しています。

かなり前の話になりますが、僕は去年の7月15日〜27日までの2週間、ジャイロトニックのファウンデーションコースを受けました。きっかけとしては一昨年にドイツの理学療法士でもあるUwe HerbstreitさんのGyrotonic-Therapeutic Applicationと言うコースの通訳をして『これは絶対にセラピーに取り入れられる!』と確信したからです。

ではそもそもなぜにジャイロトニックを受けようと思ったかと言うと、”Movement is medicine”と信じているからです。

医学の父として知られるヒポクラテスの宣言に”First, do no harm” “(患者さんにとって)害になるようなことをしてはいけない”とありますが、 これはどういう意味なのでしょうか?これは医師が治療を施すにあたって、害を与えるようなことをしてはいけない。また薬には基本、副作用があるのでその妥当性を見極めて処方をするべきと言う事なのです。

ではエクササイズを指導したり、セラピストとして関節を動かしたりするときはどうでしょうか?

これは医療と同様で諸刃の剣であり、その動きの出し方や導き方(力加減や力の方向性)、意図(イメージなど)などによって効果のあるエクササイズが身体にとって良くもあれば必ずしもそうでない場合があります。

と言う事は動きを3次元でしっかりと理解出来ていないセラピスト・治療家に施術を受けると、それを受けているクライアント/患者さんの身体はその動きしか知らない身体になり、重力下で動いた時にあまり活かされません。

またここで重要なのが、施術だけでセッションを終わらせずに動きに繋げると言う事です。もちろん個々のクライアントさんの許容範囲が違いますから、動くこと自体がストレスになってしまう場合もあり、動きの導入時期は熟考すべきですが。。

これは勝手な予測ですが、今後セラピストでムーブメントも指導出来る、もしくはピラティス、ヨガ、ジャイロトニック等の指導者だけれどセラピーも出来ると言うような人達がどんどん増えてくると思います。そして今後、日本の超高齢化社会に本当の意味で役に立てるのは上記のようなハイブリッドなセラピスト/動きの指導者なのかなと思います。

また今はソチ冬期オリンピックで盛り上がっていますが、ハイブリッドなセラピストや動きを網羅しているボディーワーカーなどがチームに加わればもっと結果が出るのになあと思うのは僕だけでしょうか??

フィギアスケートでボーンリズムとかを取り入れてジャンプから着地の練習をする等々…

ご意見、ご感想をお待ちしています。

カズ

追伸、

そんな事を考えつつも7月にあるジャイロトニックの最終認定に向けて練習しなくては。。と焦っています。

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“やった方が良いコト”を行うメリット・デメリット

こんにちは。

Insanity: doing the same thing over and over again
     and expecting different results.        

Albert Einstein

狂気とは:同じ事を何度も行い、違う結果を期待すること。  

アルバート・アインシュタイン

上記の引用についてみなさんはどう思いますか??

僕がこの言葉を聞いたのは2004、5年あたりだと思います。その当時はパーソナルトレーナーとしてこれでもかと言うぐらいにクライアントさんの固いハムストリングスをストレッチしていました。たたそこで気付いたのは週二回トレーニングをする方が月曜に来て、その時は稼働範囲が良くなるけれでも木曜日にお会いしてハムをチェックすると元の木阿弥だったのです。。

わたしたち人間は“一般的、もしくは社会的に良いとされるコト”を“やらないよりはやった方が良いコト”として捉え、それについて考察することも無く、それを当たり前のように疑いもなく続けていたりします。メリットとしてはいわゆる『達成感』を得られることであり、ストレッチなども方法を考えずにとりあえずやる。そうする事によって何かやった気がするし、あまりやっている事に対して深く考える必要もないので楽なのです。これは人生一般(仕事、趣味、恋愛)についても一緒ですね。

デメリットはひたすら“やった方が良いコト”を繰り返すしているのに『結果が付いて来ない。。』『変わらない。。』とイライラを感じたりします。そして『私は頑張っているのに、結果が出ない。人生は不条理で、私には才能も無い。。』とか考え始めます。

でも本当にそうなのでしょうか?

そもそもその“やった方が良いコト”は真実なのか??誰か偉い人が言っていたら、それは本当なのか?

例えばストレッチでも何をストレッチと定義しているのか?

メディアで言っているストレッチ、動/静的ストレッチ、PNFによる固有受容器にアプローチするストレッチ、パートナーストレッチ、脱力をして弛緩させるストレッチ、ピラティストレーナーの言うオポジションの結果のストレッチ、筋膜を介してのストレッチ、骨運動を促し副産物として起こるストレッチ等々、例をあげれば切りがありません。

何を良いたいかと言うと、ストレッチをどういう意識で行うかによってやり方も結果ももちろん変わり得るのです。ですからそれは目に見えない世界の話であり、同じような事を何となくやっていても残念ながら結果は付いて来ないと言う厳しい現実です。でもそんなニュアンスやディテールに目(心)を向ければ何かが開けてくるかも知れません。でも『そんな細かい事は面倒くさくて出来ない』と言うのも一つの生き方なのでそれも良いのかな?と思っている今日この頃です。

みなさんの日常で“やった方が良いコト”をもう一度よく考えてみてはいかがでしょうか??

カズ

追記、

ちなみにストレッチをしても結果が出ず、悶々としていた時にアインシュタインの引用を聞きMuscle Activation Techniques (MAT)に出会う事が出来ました。もちろんその後も新たな疑問が生まれ、未だに身体への探求は続いていますが。。

『ストレッチ』ではなく『料理をする』と言う定義を考えると『炒める』、『煮る』、『蒸す』、『揚げる』など分類分けができるのですが、いかんせん身体について考えるのは今までやっていない事なので容易ではありません。でも思考を巡らせてみると身体の認識に違いが出てくると思います。

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骨運動の最大化?

クラスの模様です。

クラスの模様です。

こんばんは。

ご無沙汰しています。

昨日、土曜日は鎌倉kuuさんにて『触ってわかる解剖学:股関節編』を指導させて頂きました!!

今回の準備にあたって『自分がいままで身体を触れてきて実践的に使える解剖学って何だろう?』と言う自問自答に始まり、そこから股関節の大転子をどのように動かせるかが一番役に立つ?と思い、大転子と言う軸を使い股関節の稼働範囲を広げると言うのをメインでワークショップをさせて頂きました。

大転子でも上下左右があり、どの部分を触れどのような意識をするかによって身体からの反応は全く違ったものになります。そしてそれが功を奏すると仙骨がパ〜と開く感じになったり、昨日も面白い結果が出ていました。

Z-health/フランクリンメソッド/ジャイロトニックに出会ってからこの2年ぐらい徹底的に骨運動の最大化を計っているのですが、その意味が昨日は何人かの生徒さんと共有出来て本当に嬉しかったです。

そもそも筋肉の起始・停止は骨に付いていますので、例えば毎日どれだけハムストリングスをストレッチしても固い人がいます。そして確かに普通にストレッチをしてもその場では弛緩するのでそれなりの結果は出ます。ただハムストリングスの起始である座骨結節の所が骨盤底筋の拘縮で動いてなかったりするともうそれでアウトであり、その座骨結節と大腿骨(大転子や転子窩)をつないでいるのが股関節外旋筋群(他にもあります)だったりするので、もし大腿骨の骨運動が最大限に起こっていないと、永遠にストレッチやリリースをしてはそれを繰り返すと言う事になります。逆に骨運動を少しづづでも増やし、それをアクティブな運動に落とし込んで行ければ自ずと身体は変化していきます。

ただここで重要なのは骨運動の最大化を計り、それをクライアントさんに認知してもらい、最終的には彼ら自身でその動きが出来るように導くことです。もちろんこの部分はクライアントさん自身が『この動きをモノにしたい!』と思って始めて起こるので難しい所ですが。。

骨運動の最大化での他のメリットは関節が同様に動き始めるので、リンパ液や血液も流れだし今まで滞っていた部分にも代謝が起こります。実際に86歳のクライアントさんの下肢にあった軽い静脈留が無くなりましたし。。あともう一つ骨運動の最大化で面白いと思うのはセッションが終わった後に脚がシュンと細くなったりする事です。これは実際にどうなっているのかは確かめる事は出来ませんが、骨を捉えて立ったり、歩けるようになると回りについている筋肉が最低限の筋力で使われるのだと思います。

皆さんの骨、最大限に動いているでしょうか??

ご意見、ご感想お待ちしています。

カズ

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ワークショップ『触ってわかる解剖学』のお知らせ。

お陰さまで告知から10時間ほどで定員一杯になりました!

次回は秋以降になると思いますが、その時に個人的に告知を希望する方は以下のメールアドレスにご連絡お願い致します。ありがとうございました!!   

アラ

fmskazutakaara@gmail.com

 

こんにちは。

今日はワークショップのお知らせです。

僕自身、解剖学は1998年から大学で学び始めましたが、パーソナルトレーナーとして働き始めても自信が持てないままでいました。だから毎回、足の細かい筋肉や骨の話になると『名前は聞いたことがあるけれど、それは一体どこでどんな動きになるの??』と途方に暮れていました。

そんな自分が嫌だったのと、身体の見方としてMuscle Activation Techniques(MAT)のコンセプトに惹かれ、2005年にMATの勉強を始めました。身体のほぼ全ての筋肉の起始・停止を覚え、それを触診しなければ資格の取得が出来なかったのでひらすら人の身体を触れまくって少しづつ覚えることが出来、触診がどれだけパワフルなものかをクライアントさんの身体を通して理解出来るようになりました。

MATの勉強で関節の動きも学び、いわゆる受動的に関節がどれだけ動くかをチェックするROMチェックはたくさんこなしました。でもマリジョゼ先生のピラティス指導者養成コースやジャイロトニックコースで“動きの解剖学”を通訳の仕事を通して観察したり、実際にダンサーの方が『どのように足を高くあげれるようになるのか?』と言う問いに『自分は手で動きの解剖学を分かっていない。。』と気付いてからは毎日、セッションの中でどうすれば楽に身体の意思に反することなく動きを促せるのかと言う探求をしています。その甲斐あってか、そんな所に鎌倉にあるスタジオ『Kuu』さんより解剖学ワークショップを開いて欲しいと言うお話を頂き、ワークショップの開催が決まりました。

ですから今回のワークショップでは解剖学の教科書の知識では無く、『3次元の世界で実際に骨や筋肉がどう動くか?』を軸に身体と手の感覚を使って解剖学を学んでいこうと思っています。

お陰さまで定員8名のうち、半数が埋まったようですので興味のある方はお早めに!

こちらからお申し込みが出来ます。

カズ

また以下が日時と内容の詳細になりますので、ご確認下さい。

【全6回】触ってわかる解剖学

「触る」とは文字通り「あるものに触れる」ことですが、「ある事柄や人と関わりをもつ」という意味もあります。

わたしたちボディワーカーにとって「触る」はまさにクライアントさんと「関わりをもつ」こと。手を通してクライアントさんと深く関わりがもてるかどうかは、ボディワーカーのタッチ次第といえるでしょう。

たとえば、少しふくよかなかたに対して骨から動いていただくガイドをしたい!と思いつつも、骨のランドマークが見つからずいろんなところをベタベタ触ってしまったり。筋肉質でかたい感じがするかたを、ついつい強いちからで触ってしまったり。

友達や仕事仲間なら「痛い」「その触りかたはイヤ」と言ってくれるでしょう。でも、クライアントさんは違います。「なんだかあんまりやさしくないなあ」と感じたり、不快に思ったらもう二度といらしてくださらないでしょう。

今回は骨や筋肉を触りながら解剖学を学ぶことで、クライアントさんが快適に感じるガイドをする方法をみなさんに提供させていただきます。手を通して クライアントさんと深く関われたとき、クライアントさんの強い信頼を得ることができるはずです。言葉を越えたコミュニケーションをとれるボディワーカーを 目指しているかたにぜひいらしていただきたいと思っています。

◎日程/各回テーマ

3/16 (土) 第一回 『”触る”とは?&足、足首』
(関節運動反射について。MP関節、距骨、踵骨、立方骨、脛骨、腓骨の見つけ方。そして動きを導く方法。フレックス&ポイントの促し方、ハムストリングスの緩め方等。)

4/20 (土) 第二回 『股関節』
(大転子-前後や上下の場所の確認。股関節の動かし方、大腰筋の見つけ方。ITバンド(腸脛靭帯)へのアプローチ、足首&膝関節との関係性等々)

5/25 (土) 第三回 『肩関節』
(肩甲骨のランドマーク-上角、下角、棘、烏口突起、鎖骨、上腕骨頭の見つけ方。また肩鎖関節、肩関節へのアプローチ、胸鎖関節との関係性等 )

6/15 (土) 第四回 『肘・手首』
(橈骨、尺骨、手根骨の見つけ方。また肘関節、上撓尺関節の動きについて知り、稼働範囲を促す方法。肩関節との統合方法、肘の過伸展について等)

7/13 (土) 第五回 『骨盤』 
(座骨-前後や内外の場所の確認、腸骨-ASIS&AIIS、PSIS&PIIS、恥骨、仙骨の見つけ方。仙腸関節の動き。骨盤底筋へのアプローチ。股関節や肩甲骨との関係性について等々)

8/17 (土) 第六回 『体幹&まとめ』
(背骨-棘突起、横突起の見つけ方。肋骨-呼吸に伴う動き、肋骨の動きから肩関節の可動域を出す方法、肩甲骨や股関節との関係性について等々)

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ボディーワークは一緒に作るもの!

こんにちは。

思い返すと以前はセッション時に結構、頭で考えていて“クライアントさんの身体と対話をする”と言う事が上手く出来ていなかったなと反省しています。でも良いセッションだったなと思う時は決まってクライアントさんと“共鳴”出来た気がします。

でもその前提は何なのか?

以前と比べると動きの解剖学が頭の中のイメージにあって、それを手で伝える能力がだいぶしっかりしたものになったから?と感じています。身体を本当に知ることは宇宙を理解するのと同じぐらいに難しいです。だから未だに分からない事だらけですが。。

でも一つ言える事は『ここはこのように動くんですよ!』と手とイメージでガイドして、そこに一緒にクライアントさんが『そんな動きは私に無いけど、一緒に行きたいかも?』、もしくは『まだまだ身体の未開の地を知りたい!』と言う場合は相乗効果が起こり、必ず身体は変わります。なぜそうなるかと言うと、脳は実際に動いている時と想像している時の違いが分からないので、その作用を上手に活用するのです。その際、まずは出来ない動きを自分がサポートし、そこから少しづつクライアントさんが自分の力で出来るように指導します。そうすると確実に身体は動きのボキャブラリーを増やし、結果としてそれは身体に物理的な変化を表したり、痛みを無くしたりするのです。(身体のセンサー=固有受容器が働くと痛みのセンサーは働かなくなります)

これは例えば、旅行時にガイドさん、もしくはその土地に詳しい人に旅行に連れてって貰うようなもので、身体で感覚の無かった部位を使えるようにするのは旅行と同じで不安がつきまといます。だからこそ身体の世界のツアーコンダクターとしてご一緒させて頂き、興味があれば『こんな動きもありますよ!』と案内するのです。

逆に“共鳴”出来ない場合は、最終的に信頼関係が築けない時です。その信頼関係は①施術者とクライアントさんの関係性、②施術者が当人を信頼出来ていない、③クライアントさんが『自分の身体をどこかで受け入れたくない、もしくは自分を認めたくない』と言う、主に3つの例があると思います。もちろん自分自身は自分の施術を信じて仕事をしていますので、②の理由で信頼関係が築けない事は無いようには努めています。でも③の自身を信頼出来ない方はやはり自分に出来ない事は他者に対しても容易ではなく”You cannnot love others unless you first love yourself.”と同じで施術者に心身を預けることが大変なようです。

だから今までたくさんのボディーワークを受けてきたけれども『結果がイマイチ。。』と言う方は『なんで自分自身を信頼出来ないんだろう?』『いつからこうなってしまったのだろうか?』と自問自答し、少しでも自分と向き合いたい人は誰かに相談したりして欲しいなと思います。ちなみにこの文章を読んでいても自分の所に来る必要はなく、最終的には『何となくこの人が良いなあ』と言う人をホームページや人伝いで探してみて下さい。そんな時にSerendipityが起こって、あなたに今、必要なボディーワーカーが見つかると思います。

先日、Tokyo International Somatics Salonと言うイベントの第二回に行ってきましたが、その時に主催者の一人であるDavid FranceさんがBody Mind Centeringで 用いるCellular Touchを指導してくれたのですが、そのときのパートナーワークでの“共鳴”がスゴく、同時にたくさんの気づきがありました。Davidは『ボディーワークは一緒に作る』と言う観点で優しく身体について指導してくれる優秀なボディーワーカーですので、興味のある方はホームページをご覧になってみて下さい。

カズ

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骨格は変わる?

おはようございます。

今回は『骨格は変わらない!』と言うコンセプトが本当なのかについて考えてみたいと思います。

みなさんに質問です。

筋肉は変わりますか??

筋膜は変化しますか??

脂肪の量は変化しますか?

答えが全てイエスなのは皆さん、何となく分かると思います。

でもなぜか骨は変わりますか?と言う質問に対してはほぼ一般的にはノーと言う答えになると思いますし、自分もそう思っていました。。

でも最近、どうやらそうでないらしいと言う事がクライアントさんの身体や自分の身体でも起こっています。

でもそれはなぜ可能なのか?

まず一つにウォルフの法則があります。ウィキペディアによると定義は以下になります。

Wolff’s law is a theory developed by the German anatomist and surgeon Julius Wolff (1836–1902) in the 19th century that states that bone in a healthy person or animal will adapt to the loads under which it is placed.[1] If loading on a particular bone increases, the bone will remodel itself over time to become stronger to resist that sort of loading.[2]

要するに“健康な人であれば骨に負荷が掛かれば、その骨はその負荷に耐えることが出来るように強くなったり、逆に負荷がなければ弱くなる”と言う事が起こると言う事です。

ではなぜ骨粗鬆症には筋力トレーニングが良いか?と言うと、筋肉の始まりと終わり(起始と停止)は骨に付着していますから物理的にストレスが掛かります。だからこそ筋肉が収縮を起こすと骨に負荷が掛かり、骨密度が少しずつ上がり良い予防策になるのです。

と言う事は逆説的に考えると、動きを最低限の筋出力で行ったり(動きの質を上げる)、筋肉を動かす機会を減らすと骨への負荷が減って骨は細くなるのです。でもそれはどうすれば出来るのかと言うと、骨の動きを最大限に利用する事です。

それは関節の稼働範囲を最大活用する方法であり、その為には一つ一つの骨がどう動くのかを知り関節がどの方向にどういうタイミングで動くかを詳細に学ぶことです。実際にそれを元にピラティスインストラクター&ヒップホップダンサーである福島由美子さんが、元々小さい頃にオズグッド病になり、それ以来すねの骨(脛骨粗面)が軽くとんがりコーンのようになっていましたが、下半身(特に大腿骨)の使い方を変えて毎日意識して使っていたら約2ヶ月ぐらいで1センチぐらい骨が小さくなったのです。

理由としては大腿骨には大腿四頭筋がありますが、筋膜のつながりでそれらと脛骨粗面はつながっているので基本、太ももの使い方が効率的でなかったり、膝が伸びきっていないと立っているときは常に大腿四頭筋は収縮状態にあります。だからこそ脛骨粗面の骨は引っぱり続けられて骨はその姿、形を維持します。でも大腿骨、膝のお皿(膝蓋骨)、脛、足などの動きの質が向上するとそれらの骨も自ずと変化をし、小さくなるのです。

他の例としては、あるクライアントさんは帝王切開、肝臓がんによる開腹手術、その他諸々の事情で最初にセッションにいらした時は下半身に対して上半身が完全に後ろに反り返っている姿勢でした。その為、腰の骨にある後ろの突起(棘突起)がものスゴい大きさになっていましたが、今では姿勢が変わり背も伸びてその突起がかなり小さくなりました。それもやはり無駄な力がそこに掛からなくなった事が理由です。ですから背骨の骨も変わるし、そういう意味では背も結果的に“年を取って縮んだと思っていたもの?”がオリジナルに近い方向に戻り得るのです。

ちなみに僕自身は柔道やブラジリアン柔術をしなくなったので、組み手争い(道着で良い所を取り合うこと)をしなくなり結果として気付いたら指輪がぶかぶかになり、サイズが4号ぐらい変わりました。また首の絞め合いや寝技もしなくなったので、力まなくなりあごや足も気持ち小さくなりました。

ですから結論としては『骨格は変わらない!』と言うのは真実ではなく、動きの質をあげれば必ず変わるのです!!もちろん結果を出す事が出来た福島さんは動きのプロであり、マリジョゼ先生からの大きな影響も受けているので身体に関しての基礎が確かに違うので結果を出せたと言うのはあります。でも正しい動き方をコツコツと積み上げられれば、それは誰でも可能な事なのです。実際に一般の方で外反母趾が2ヶ月ぐらいで良くなった方もいます。(もちろん良い例ですが)

骨が変わるのを経験したりすると『常識って何なのか?』と言う事になるので、大げさに言えば世界観が変わります。そうすると一般的に難しいと認識されている事にも希望が見出せるようになるので、今後の視点が違ってきて普通に楽しいです。

最後にスティーブ・ジョブスの『常識を疑え!』的な動画(英語です)を興味のある方はご覧下さい。

ご意見、ご感想お待ちしています。

カズ

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